第7話 <そんなお願い 第2章>

 土曜日、漣は茜さんとのデートのために待ち合わせ場所に来ていた。

 今日は、ショッピングセンターでウインドウショッピングをしたり、カフェでお茶したりする予定だった。

 茜さんは待ち合わせ時間に少し遅れて現れた。

 

「あ、茜さん、こちらです。おはようございます」

「……おはよう、漣くん」

 茜さんは、漣が以前にお願いした短めのスカートを着用している。肩に小さいショルダーバッグをかけているのだが、片方の手は不自然にショルダーバッグの紐を握りしめている。

 

「どうしました?体調でも悪いですか?……心なしか顔も少し赤いような」

「う、ううん、体調は特に問題ないの……」

「そうですか?では、行きますか」

 漣はそう言うと、手を繋げるように茜さんに差し出した。

 

 しかし、茜さんは手を繋ぐのではなく、漣の腕全体を抱くようにくっついた。

「……こうしてちゃダメ?」

「いいですよ」

 漣の腕には茜さんのおっぱいの柔らかさがダイレクトに伝わる。そう、ブラジャーは介さずに。

 

 漣は今日、起きるとすぐに能力を使って、

<新堂 茜は下着を身に着けることができない>

 という制限を茜さんにかけていた。

 

 ブラジャーを付けなければ、おっぱいの揺れがすぐに分かってしまうし、乳首も目立つ。パンツを履かなければ、無毛になった割れ目が何かの拍子にさらされるかもしれない。

 それは理解していても何故か身に着けられない。茜さんは相談しようにも誰にも信じてもらえないと思い、悩みに悩んで服を決めた。

 漣に相談できない以上、1番短いスカートを履く必要がある。それは諦めて履くことにし、上着は色が透けづらい厚い生地のものにし、体のラインも出にくいゆったりとしたものを選んだ。

 

 そうして、予定より遅れて出発した茜さんは、普段であれば何てことのない人混みも、もし、おっぱいにぶつかったらと思うと手でガードするのは外せないし、階段ではスケートの後ろが気になってしょうがなかった。

 そして、何とか漣と合流したのだった。

 

(茜さんはちゃんとノーブラで来てくれたようですね。おっぱいの感触が気持ちいいですね)

 漣はたくさんの人がいる中でありながら、茜さんのおっぱいの感触を楽しめるという状況を満喫していた。

 そして、漣は内心を顔には出さずに茜さんに話しかける。

 

「茜さん、やっぱり体調が良くないんじゃないですか?ウインドウショッピングもソワソワして楽しめてないようですし」

「そ、そんなことないの!本当よ、ただちょっと……人混みに酔っちゃった、みないな」

「それは大変ですね。じゃあ、人が少ないところに行きましょう」

「ごめんなさい……」

 

 それから、茜さんと漣は相談して、2人で新堂家に行くことになった。

 

「ただいま……」

「おかえりー。茜、やけに早かったわね」

 茜さんのお母さんが出迎えてくれた。お母さんは茜さんとそっくりの顔立ちで、スタイルも非常に良かった。

「あらあらあら!茜が男の子を連れてくるなんて!」

「三日月 漣と申します。急に押しかけてすいません」

「あら、あなたが漣くんなのね。娘からよ~く話は聞いてるわ」

「お、お母さん!」

 

 玄関である程度話した後、茜さんと漣は茜さんの私室に入った。

「今日は本当にごめんなさい。お母さんも……」

「茜さんの体調が一番ですから、気にしないでください。お母さんは楽しそうな方ですね。」

「ありがと……。私が男の子を家に連れてくるのは初めてだからテンションが上がっちゃって」

 

 茜さんは自分の部屋に戻り、落ち着きを取り戻していた。

 漣と茜さんはテーブルを囲んで床に座っていたが、漣は茜さんのすぐ横に移動すると背中に手を回すと、優しく背中を撫で始めた。

「もう体調は大丈夫ですか?」

「うん、本当に大丈夫。心配してくれてありがとう」

「それなら良かったです。

……あれ?背中に全くブラジャーの感触が無いですけど、どんなブラジャーをしているんですか?」

 

 茜さんがバッと漣から少し距離を取ると、慌てて言った。

「えーと、その……説明がちょっと難しいんだけど、前面だけのパッドみたいなのをしてて肩や背中には紐が無いのをしてるの」

「そうなんですねー。……ちょっと失礼しますね」

 

 漣はそう言うと、茜さんのスカートの端をつまんでヒョイと持ち上げた。

「ちょ、ちょっと!何するの?!」

「いえ、実はショッピングセンターでエスカレーターに乗っている時に、下着が見えてもおかしくない角度の時があったのですが、見えなかったのでどうなっているのか気になりまして」

「気になってもスカートはめくっちゃダメでしょ!」

「すいません。……でも、どうして下着をはいてないのですか?」

「……」

 

 茜さんは顔を赤くして、黙り込んだ。すかさず、漣が言い募る。

「いえ、責めてるとかいうのではありません。

ただ、茜さんにそんな趣味があったことに少し驚いたのと、人のことをエッチだと言いますが、茜さんも相当だな、と思っただけです」

「趣味じゃない!全然、趣味じゃないし、エッチでもない!ただ……今日は何でか下着が履けなかったの」

 

 漣は、茜さんのスカートの中に手を伸ばすと、割れ目に沿って優しく撫でながら言った。

「私はエッチな茜さんも大好きですよ」

「あぅ……そうじゃないのに……ん、お母さんに聞こえちゃうよ……」

「そうですね、聞こえないようにしないと」

 

 茜さんが必死に声を抑えている間に、割れ目を撫で続けながらも、反対の手で服の上からおっぱいを揉む。

「あれ?この感触はおっぱいの方も下着は付けてないんじゃないですか?」

「……」

「嘘はいけませんね。お仕置きが必要ですかね」

 

 そういうと漣は服越しに乳首をギュッと挟んで刺激を加えた。

「んん!!!」

 茜さんは必死に声を我慢している。その時だった。

 

「お茶とお菓子を持ってきたわよー」

 茜さんのお母さんの声が聞こえた。

 

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